大陸出張

実は以前別件ネタの中でちょっと触れているのだが、来週は大陸寧波への出張依頼が入っている。
まぁあまり行きたくはないのだが、ビジネス的には少額だが安定なのでそりゃ取っておきたいね、という気もある。
フライト費は依頼者が出してくれるというので、んぢゃ行きますわ、としたのだ。

ところがこの出張、曲者である。
まず、『寧波の[日本語会社名]に来てくれ』だけで、何をしに行くのか、行く場所の詳細は、日程は、等々詳細が全くこない。
そんな中でも依頼者は「早くフライトを決めて連絡ください」とか言ってくる。なんじゃそりゃ。日程もなしでどうやって決めるんだよ。
依頼者の日程が6/22 – 6/24なので、それに合わせてフライト予約をしたのが先週金曜。煽られているので月曜発券とし、予約内容を伝えて”問題があったら日曜深夜までに連絡ください”としたら、音沙汰なし。
ならOKなんだろうと月曜朝に発券したら、午後に「23日午前中だけ顔合わせで良いので繰り上げなさい。」ときた。
バカ言うな、と。当然予約&発券通り押し切った。煽っておいて、勝手なこといわさんよ。

ほか、宿泊の手配もとらにゃならんので訪問場所を聞いておいたのだが、それについては応答なし。電話はつながらない。
今週ずっと同じ要求を繰り返し、今日午後ようやく訪問場所だけ連絡が来た。で、「ホテルと送迎はOKです。」とついていた。
だーかーらーよー、あんたたちが泊まるバカ高いホテルに、M字の左山に属する台湾待遇の貧乏人が泊まれるかってんだ。
送迎はOKって、どうやってその迎えの人と合流するんだよ。
これは別ルートからもいろいろ手配をかけ、昨日夜についに電話が来た。一気に交渉して宿泊費も負担してもらうことになった。
アジェンダはいまいち不明。もう体当たりで行くしかなかろう。

出張依頼をしてきた相手は、先方に「行くから」と伝えるだけで下にも置かぬ対応を受けられ、十分な金も持っているんだろうな。
それをなんの保証もない在外日本人かつ始めて間もないうえ失敗も続けている個人事業主に、同じように当てはめないでほしい。
看板背負った日本待遇なら問題ないだろうさ。賓客扱いだしトラブったって金にものを言わせられる。
平気で日本の携帯電話番号記して「現地で問題あったらかけてくれ」とか言ってくるしなぁ。
2重ローミングなんて恐ろしいことできるか! で、ズバッと言うのもなんなので婉曲で、
「携帯電話は使えない可能性があります」とか返してみたら、
「電話が使えないと聞いて、不安になりました。」
とか返信来るし。

交通費と宿泊費だけでガッツリ仕事させようなんて、おかしいだろ。
ホント、いつぞ姐殿に聞いた「最近、日本人はさもしい」を感じる。
別の、顧問先既存顧客も「電話会議するから、IP Phoneとか使わず一般電話回線3本使って日本の電話会議システムに電話つないでくれ」とか指示してきて、5時間とか長々とやるし。
強引に2本でつないだが、この通信費だけでNTD8000以上かかったらしい。
とにかくさ、”自分”とか”家族”とか”日本”とか”アジア”とか限定された範囲だけじゃなく、全体のためにきっちり行動しようよ。広く考えようよ。頼むよ。面倒だから記さないけど、冷静にほんのちょっと考えるだけで上記2つとも正解はわかるっしょ。

おうっと、地雷仕掛けるのに意識が行っちまって、記し始めた本題を忘れた。
来週は、
6/22朝桃園出発、香港トランジットで午後に寧波到着。
6/24朝寧波出発、昼前にトランジット先の香港到着、深圳に移動して5年馴染みのベンダーになんと初めて会う。今までMailとSNSと電話だけで馴染みだったのだわ。
6/25は現時点では最終便で台湾帰国になっているが、今日、25日は来客があるので打ち合わせに参加するべしと指示があったので、できるだけ早く帰国できるよう変更に挑戦。

ということで、6/21から6/25 or 6/26までの犬の外泊手配もしないと。
ちなみに今まで2ヶ月以上ずっと体調悪いんだわ。今回はホント正直行きたくない・・・。