引っ越し → 問題

昨日のことだが、本郷のホテルから市ヶ谷のマンションへの転居。
しかしその転居、週半ばの時点で想像はしたんだかむなしいことにその想像通りの問題が発生。がっかりだ。

ここ数年頓に感じていたのだが、日本のやることやり方もすっかり中華流だよな。
ということで問題を記していこうと思う。内容にでも、それを記すワシにでも反目して戴いて、皆に改善を心がけて欲しいなり。

話はまずは2月19日に始まる。
マンション貸し出し企業から電話があったのだが、問い合わせ・交渉・契約の話をした担当者とは別の相手から入居と鍵引き受けについて電話が入る。
入居募集の要項にも契約文書にも何故か明記がないのだが、今回の日本滞在ではインターネット接続が制限無しに確保できることが条件。
台湾側で行なわねばならない処理もあるし、大前提として契約相手企業が構築した体制が全メンバーが常時ネット接続をもっていることが前提となっているので、ワシの場合は移動中は勘弁戴くにしても拠点にいるときにNetから切れているなど許されないだろう。

で、怪しいですな。
担当者には「ネット接続があることを絶対条件としたい」としてその話を進めていたが、別担当が要項にないネット接続を意識しているとは”中華流では”考えにくい。普段なら再三しつこく、嫌がられて印象に残り忘れられないようになるくらいネット接続の有無を確認するところ。
でもまぁ、今回は日本の組織で日本人相手だし、とうっかり信用してしまった。

そして当日22日。
鍵の引き取りは12時指定だが、入ることを許されるのは18時なのですと。
問い合わせ等の受け付けが18時までなのにこれでは、初日に発生した問題は全て最短翌日までは対処されない、ということですな。
一応18時以降も電話がつながる先があるのだが、それは単なる留守番企業に転送されるだけで、伝言するのみなんだと。対処の一切は全て翌日以降、ということ。
更に今回は週末で休業なので、問題にすぐに気づいて連絡しても対処は最速24日。

たっぷり6時間待たねばならないのだが、時間つぶしにも金がかかるのに現在資金は不安。
喫茶店で嫌がられる寸前まで長居したり、地下鉄に乗りっぱなしでぐるぐる回ったりして強引に時間を潰して18時に入ってみる。
まずはやっぱりちょっと不安を持ったネット接続確認。
結果、LANポートもWi-fi APもなにも無いのだわ。当たってしまった、と。
候補物件検討/相談時に、担当者が「この建物は、部屋毎にネット接続が有ったり無かったりする」と言っていたので、担当切り替わりの申し送りができていないのだろうな。で、必須条件のネット配備が無視となって、無い部屋に割り当てられたのではないかと。
即座に電話を入れたが、先述の通りの留守番伝言対応なので意味はなかった。
明日(今日23日)の打ち合わせ資料準備、どうするんだよ。台湾自社のファイルサーバに入っているものも必要なのに。

と、まぁ、見事にやられました。
やっぱり”日本だから”とか信用しちゃダメだな。台北から見てきた日本の最近の印象で正しかった。
というわけで明日の問題連絡と再手配は、台北でやっているのと同じようにウザく対処するぞ。
ホント、”日本だから”と信じてしまった我が油断には反省だ。インドから東のアジア圏は全ていい加減だと思わないといかんなぁ。
日本人含む、昨夜から今まで会ったり電話したりした友人知人にはこの話をしたんだが、反応は「そりゃ不運だね、日本では珍しいよね」だった。
諸事”運が悪い”で片付けるのはまさに中華流だし、日本では珍しいなんて無いだろ、今まで何度もこういった裏切りを、もっと重傷になる場面で食らってますが。

さて、問題発生時により重要なのは事後対応。どうしてくれるだろうね～。
18時で問い合わせ等受け付け終了なのに入居を許すのは18時以降、という時点で怪しい気はしますが。