ご臨終です

表題どおりだが、4月27日 6:10 臨終なんである。
26日は6回吐いているし、脱水でダメだろうなとは感じてはいたが。

26日深夜からの流れを記しておこうと思う。4月18日以降は全てメモっていたのでヴァッチリさ。

4月26日

0:00
25日朝から非常に呼吸が荒く、しきりに苦しげに鳴く。
どうにも収まらないし安素粥を吐いたりするので、やむを得ず19:00に臨時病院搬送。結果、体温低下1℃。
これはもう本当にまずい。自然死か安楽死かを緊急で決めなければ。帰宅後も荒い呼吸と苦しげな鳴き声が収まらない。
頭回らないのでケーキ2個食って無理やり糖分増したりしたが決めかねる。
とりあえず「あと30時間粘れ」と指示。安楽死をとるにも病院が開いていないのでね。
今考えてみると足りないな、33時間粘らにゃ。

1:00
25日18:00-19:00に安素粥100cc・水40ccを飲ませ、吐きはしないでいたんだが1:00に嘔吐。量から察するに全量吐いている。
つまり全く吸収されていないっちゅうことで。だいぶいかん感じ。
やむなく水20ccだけ飲ませておく。
前エントリに上げた「わんわんわん」が始まり、深夜でこれはまずいので、考えた末思い切って我が眠剤のSeroquel25mg錠を1/4に割って飲ませる。効かなかった。まぁ吸収されてないんだもんな、効かないだろう。

3:30
安素15cc・水15ccを飲ませる。ひとまず吐かない。

3:45 – 4:15
ちびるような感じで尿が出る。30分かけてかなりの量が出た。色は健康時と同じ程度の淡黄色。

6:00
水40ccを飲ませる。

10:00
個体と水便の混ざった大便が出る。色は黒っぽい茶。胃か小腸に出血があるようだが25日以前よりは正常。
水40ccを飲ませる。

13:30
安素40cc・水20ccを飲ませる。が、直後に全量嘔吐。

14:00
安素20cc・水10cc+薬を飲ませる。ひとまず吐かない。

15:00
嘔吐。

17:00
安素10cc・水5ccを飲ませる。

19:00
安素10cc・水10ccを飲ませる。

20:00
嘔吐。
荒い呼吸に加え、常時口が半開きに。

20:30
水10ccを飲ませる。
ここでこれはいよいよまずいと考え、経口補水液(ORS)を用意することにする。
点滴液がヒト用そのものだったので、ORSもヒト用で作ってみる。

21:00
ORS20ccを飲ませる。おそらく吐くだろうと覚悟の上での量。
案の定、数分後に嘔吐。
ORSの吸収を高めるため、重曹を買ってきて加える。
舌が口から出て、非常に苦しそう。

24:00
茶色い水便が少し。
安素に胆汁が混ざったような色。出血はないが吸収がない、という感じ。
ORS5ccを試しに飲ませる。

4月27日

1:00
ORS10ccを飲ませる。吐かない。

4:00
ORS10ccを飲ませる。
「わんわんわん」は続いているが、もはや声が声にならない。

6:00
荒い呼吸音が途絶える。
数分後呼吸停止。呼びかけにも揺すりにも、目にも反応なし。

6:10
僅かな首元の動き(呼吸)が止まり、尿漏れ。
言葉にすれば「目に完全に応答がない」となるのだが、もちっと感覚的に、逝った、という感じ。
もちろん抱き上げても完全にぐったり。
逝ったことはわかるので、そのまま吊り上げて大小便を出し、再度寝かせて口や尻を清掃。

9:00
開院を待って病院へ。既に硬直している。
到着後、一応検査と処置が行われるが、9:40に「ご臨終です」と。

(人の場合、)どんな状態であっても医師が死亡判定するまでは死亡にならないので、一応死亡時刻は4月27日 9:40 ってことになるんだろうな。
でもワシはしっかり看取っておったので、個人的には死亡時刻は4月27日 6:10、ってことにする。

さて、早速事後処理である。
日本では何度かやったが、此処台湾では犬猫の死体処理はどうするものかわからん。
木曜會で聞いていたとおりその場で医師に相談。葬儀屋に連絡、迎えを手配するところまでやってもらえることに。

手配してもらった葬儀屋はここ、淺水灣觀光休閒寵物天堂
日本と同じだな。
基本的には、飼い主込みの送迎・火葬。オプションで墓をどうするとか棺をどうするとか紙銭をどうするとかがある。
火葬後は、あのロッカーみたいなのに入れる他、桜の木の下に埋めるとか海に散骨とかもあり、先祖代々の墓を用意することもできる。
うちの婆さんのばあい、人(客)好きで犬は小さくないとやや苦手、という性質で、最後の意思も「見えるところに居て欲しい」だったので、埋めたり置いたりせずに持ち帰ることにする。
宗教はないので経を上げて貰う必要もなし。体も既に綺麗にしたので整える必要もなし。一緒に焼くものも特に要らない。
ということで、焼いて骨壷に収めてもらえればOK。
ただし、焼き方にも2種あって、5体くらい一緒に焼くのもある。これだと安いけど混ざるので骨壷はなしになる。
そこで、1体で焼いてもらう方法を選択。
焼く料金は体重で変わる。最初の敷居は10kgなのだが、我が婆さんは13.5kgあった体重が26日に気まぐれで測ってみたら8.2kgにまで落ちていたので、最低料金。もちろん狙ったわけじゃなかろうが最後まで手のかからんやつだ。
骨壷は、丈夫な紙筒のものなら無料。もちろんそれでOK。

んで、迎えの車に乗って淡水へ。結構掛かるんだなこれが。40分ほど。
到着後、焼き場の兄さんに遺体を引き渡す。が、その前に通りすがりの仏教徒のおばちゃんからもらった砂をふりかける。
そして焼き窯へ。

焼く時間は1時間ほど。結構長い。ので、それほど広くはない敷地と設備を見て回った。

ロッカータイプは、まぁあのロッカータイプ。道教・仏教・キリスト教の台湾3大宗教で3部屋ある。
でもキリスト教って火葬しないんじゃなかっただろうか。

樹の下に埋めるのは、折々行うという合同法事を行う庭にたくさん植わっている桜の木の根本に埋める。
木には写真とメッセージが掲げられているんだが、まぁあれだ、各国の人の墓でもそうだが、荒れがちなんだよな。たまにしか来ないから。
昨年11月に死んだ犬、写真が完全に褪せて見えなくなっていたりとか。

ロッカーも木も、入っているのはやはり犬猫が殆ど。
兎もいたが、他、ハムスターとかも。
少数では、豚やプレーリードッグがいた。

そして焼き上がり。
呼ばれて焼き場に行くと、これまた人と同じようにテーブルに焼きあがった骨が置かれている。人より丁寧なかんじで、各部の骨がはっきり残っている。
大概な歳だしもっとスカスカでボロボロになるかと思っておったが、かなりしっかりだった。
で、次の流れも同じく幾つかを拾って壺に入れる・・・ではないのだなこれが。
まず、箸じゃなくトングな火箸だった。あと、入れる先が壺直接じゃなくて破砕機。
3片程拾った後、焼き場兄さんが全てを破砕機に入れ、粉砕したものを壺に”みっちり”収めて密封してくれる。

以上で火葬完了。

小さくなりました

こんなかんじに小型化。
もっと簡素と思っていたのだが、思いの外綺麗である。

あとは帰宅、同じく車で送ってもらえる。

戻ってきた時には昼をとっくに過ぎていた。しかしま、空腹感も食欲もありゃしませんが。
しかし我が体重も結構減っていたので、なんか食っておかねばと義務感をもって鶏肉飯弁当を買って帰る。

帰ってみるとあれだ、そこいらじゅうに犬のものがあるが利用主がもう居ない、ってところが空虚ですな。
弁当を食べてちょっと片付けをすると、ここでついに眠くなる。仕事にかかろうと思っていたのだが・・・
自分ではわからんのだが、ここ2,3週間で会った人には必ず我が身の健康を気遣われるので、きっと酷い顔つきなんだろう。素直に寝ておいたほうがよさそうな気がする。
そこで、どうしても必要なことだけこなし、しばし寝させてもらうことにする。
4時間寝たところですっかり夜。仕事をある程度片付けて再度24:00に就寝。まだヴァッチリ寝られて、翌8:00までしっかり寝られた。

親が死んだ時でも、動揺は激しかったものの泣けることはなかったんだが、同居家族がいなくなるとやっぱ違うもんで、泣けてきた。
早いとこ、あふれる犬用品を処分したいところ。特に寝床や敷布は匂いが残っているのでいかん。
しかしなー、今や多すぎて面倒にも思える。仕事も佳境だし。そもそもワシ交際相手の女性とお別れになっても関連のモノを処分して回ったりせず成り行き任せでいつまでも残っていたりする性質なので、積極的に処分せず都度ゴミ出しついでに捨てていく感じになりそうな気もする。まぁでも優先的に寝床や敷布を処分しよう。

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17 Responses to ご臨終です

  1. たか のコメント:

    いつも拝見しています。
    この度はご愁傷さまでした。
    なによりご自愛下さい。

  2. よし のコメント:

    この度はまことにご愁傷様でした。
    心よりお悔やみ申し上げます。

    最後まで見守ってもらえて、poteちゃんも幸せだったと思います。

  3. 湾区 のコメント:

    > 利用主がもう居ない、ってところが空虚です

    私も一度犬を失っていますが、まったく同じ感じです。
    逆に気持ちを正面から受け取り、ポテトさん一生の小さな文を書いてみてはいかがでしょうか。

  4. PI のコメント:

    いつも読ませてもらっています。ご愁傷様でした。

  5. Pote のコメント:

    たか様こんばんは。

    何故かここ数日、唐突に快眠になりまして体調の重苦しさがなくなりました。
    体調面では問題ないかと思っています。
    半年続いていたのになぜ突然寝られるようになったのか、つくづく不明ですが。

  6. Pote のコメント:

    よし様こんばんは。

    読み返してみると、「あと30時間粘れ」をきっちり守っているんですねぇ。
    歴代でも飛び抜けて聞き分けの良い奴でしたが、最後の最後によくやってくれたものです。

  7. Pote のコメント:

    湾区様こんばんは。

    海外移住という大イベントを共に行い、艱難辛苦をずっと共にしてきたパートナなので、”伝記”を個人的に残してやるのも良いかもしれませんね。新聞記者が興味を持つくらいの面白ネタは持っていた奴ですし。
    目下の多忙が落ち着いたらやってみようかと思います。

  8. のコメント:

    長い事拝見させていただいていましたが、初めて書き込みさせていただきます。
    Poteさん飼主さん、どちらもお疲れ様でした。
    全く根拠はありませんがわんわんわんはお別れを言っているように聴こえました。
    うちにも昔白い犬がおり、とても大切な家族でした。

  9. 大叔 のコメント:

    こちらがtw.アドレス時から拝見させて戴いている還暦まじかのジジイです。
    我家では犬達が我が物顔でソファーを占拠してテレビ鑑賞しています。
    このたびポテトさんを亡くされた悲しみは、さぞ深いことと思い初めてコメントさせていただきます。

    淡々と記述されているポテトさんの最後の様子、その詳細な記述ぶりにpote様の愛情と深い悲しみが感じられて、思わず貰い泣きしてしまいました。
    異国でパートナーを亡くされたご心中如何ばかりでしょうか。

    最後に勝手なお願いで申し訳在りませんが、こちらのブログの題名とオーナープロフィールをそのまま維持していただければ、長年の愛読者としても幸甚です。
    ご自愛のうえ益々ご活躍されることをお祈り致しております。

  10. Pote のコメント:

    粥様こんばんは。
    2週間経過で、大きな家具が無くなったような”あるべきものがない感じ”が薄れて慣れてきた感覚です。
    それでもどうにも月曜日6:00に目が覚めます。最大の艱難辛苦を16年過ごした仲間は印象が強いようで。

    > わんわんわんはお別れを言っているように聴こえました。

    なるほど、ありがとうございます。
    耐え難い痛み苦しみがあるわけでもない様子なのに、過去殆ど声を出さなかったのが繰り返し、寄っても撫でても収まらずだったので大いに有り得ると思いました。
    残念なのはもはや何を伝えたいのかわからないことでしたが・・・。

  11. Pote のコメント:

    大叔様こんばんは。
    .twドメインの頃は、まだ移住初期の頃ですね。Eee PC日本語対応で大当たりが出た少し後辺りで切り替え事業準備にかかった覚えがあります。
    長くお付き合いいただき真にありがとうございます。

    日本での婚約破談のあたりから飼い始め、ついぞ今までの16年間という最も苦しい時期の相棒だったので、親の死去よりも堪えました。
    親の時もそうなのですが、苦しい時期を脱却したところを見せて送りたかったのですが、ままならぬものでつくづくも無念です。

    > こちらのブログの題名とオーナープロフィールをそのまま維持していただければ、長年の愛読者としても幸甚です。

    ドメイン名義は切り替え、以前の人事スタッフから与えられた”社員番号”も抹消しましたが、表題とオーナは名誉代表的に残させていただきます。
    変更も考えたのですが一人アピールになりそうで積極的になれず、継続をご要望戴いたことからこのままとさせていただくことにしました。ありがとうございます。

  12. kenken のコメント:

    小生の居候も昨年なくなりました。小生は先日ボスロンに噛まれ、一時は駄目かと家主が思うほどでした。最近やっと食欲が出てきました。居候が亡くなった時は家主と相方がアニマルセンターにつれてゆき全身に移転したガンとの判定で、居候が身体を触られても泣き、そのうち泣き続けました。小生、家主、相方も涙が止まりませんでした。

  13. uki のコメント:

    初めて投稿させていただきます。 以前より時折、当サイトを拝見させていただいておりましたが、この度の訃報には心を痛めております。 画像ながら、長い間見てきたPoteさんをもう見れないのは、他人である私にとってでさえも非常につらく、飼い主さんにとっては耐え難いのは私も10年ほど連れ添った猫を飼っているのでよくわかるつもりであります。 暫くは辛抱の時期かとは思いますが、飼い主さんが辛さを乗り越えられるよう心より祈っております。 このような激励の仕方しかできず、申し訳ございませんが、頑張ってください!

  14. Pote のコメント:

    kenken様、はじめまして。

    > 先日ボスロンに噛まれ

    行ったことのあるアジア圏では余り見かけませんが、欧州では多い種らしいですね。
    回復何よりです。

    > ガンとの判定で

    周囲のヒトは殆ど死因ががんで3人だけ脳卒中なのですが、犬猫は全てがん以外だったもので、20年程度の寿命だとがん化しにくいのかと思っておりました。
    やはりそんなことはないのですね。
    自らの経験はないのですが当人によるととにかく痛いやら苦しいやらだそうで、今回もしがんだったなら4月24日の時点で心停止注射を決断していたでしょう。

  15. Pote のコメント:

    uki様、はじめまして。

    ご厚情いたみいります。
    出張から帰ってきた直後、預け先から回収する前によく感じた”大物の家具がない、というような感覚”はほぼ無くなったのですが、溢れるユーザ不在の犬用品の処分がなかなか進まずです。
    大物が多いので、ということと、汚れる機会が減ったせいで掃除の機会と規模が下がったせいかと思っています。
    もう1ヶ月だし、やらねばならないのですが。

  16. Kenken のコメント:

    全身ガンと診断された居候の剛毛テッケルは最期は触らないでも泣き叫んでいたので、家主がアニマルセンターに連れていき睡眠後の安楽死でした。何とも寂しくなりました。

  17. Pote のコメント:

    Kenken様こんばんは。

    生来のしつけもあり、叫ぶほど鳴いていたら最後の診察で心停止注射を即断していたと思います。

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