健保加入

先週ひとまず最終的な居留證を受け取ったので、次の手続きに進むわけだ。
残るものはひとつ、健保加入である。
勤め人であると、日本同様各種保険や年金がある。それが勞保(雇用保険的なもの)・健保(健康保険的なもの)・年金(こっちでの名称は知らない)。
年金は外國人は加入できないのでワシは不要。勞保は外國人は加入しなくて良いので不要。但し健保は加入必須。手続きせねばならんのだ。

会社としては8月6日から活動開始しており、会計処理でいろいろ分からんことが出てきている。
それを確認するために会計担当記帳士と面談したいと思っていたので、その際に健保についても相談しようと思うわけだ。
そこで早速昨日、會計事務所を訪問してきた。単語とか分からんし大事なことなので、念のため大枚はたいて通訳もつけての訪問だ。

輸出入処理その他の会計処理についてはOK。通訳もついているので安全だ。
気になっていたオフィス賃料や従業員給与の処理も全てクリア。

但し、健保加入については全くダメであった。

まず、加入手続きの流れについてはOK。
ざっくり、会社のアカウントを作ってそこに各従業員を加入させる、ということ。事前にコーディネータ氏からもご教示戴いていた通りだ。
問題は、その加入に当たっての給与額。

会社責任者の健保加入の最低給与額が、NTD34***(詳細額失念)なのだそうだ。最新情報をその場で確認した額なので間違いない。
しかし、我が給与額はNTD30000と設定しておる。これは勞工許可・居留権担当記帳士が「負債人は特に最低給与額の制限はない」とのことから、NTD30000ありゃ家賃光熱費はまかなえるし、利益が出たらそこから収入得られるんだから最低必要な30000にしとくべし、と決めた額。もちろんそれで勞工許可はおり、居留證も発行されているわけだ。
んで、最低給与額NTD34***って何さ。どうやって加入するのさ。

ワシ : 「我が給与はこの通りNTD30000で、最低給与額に満たないぞ。
記帳士 : 「そうですね。しかし最低給与額NTD34***が健保のルールだ。」
ワシ : 「じゃー、給与額をNTD34***以上にしないといかんわけ?」
記帳士 : 「いやそうじゃなく、自分で給与を決められるんだからNTD30000で良いのだ。」
ワシ : 「最低給与額に満たないのはどうするのさ。申請出来ねぇじゃんか。
記帳士 : 「健保のルールなので、NTD34***以上じゃないと申請出来ませんね。」
ワシ : 「ほいじゃ、加入できないってことで加入しなくてOK?」
記帳士 : 「そりゃダメだ。法制上居留者皆必須加入だもんさ。」
ワシ : 「最低給与額に満たないのはどうするのさ。申請出来ねぇじゃんか。

—– ここで小ループ —–

記帳士 : 「とにかく健保加入はしないと。必須だから。」
ワシ : 「最低給与額に・・・、いやまて、貴殿のいう『最低給与額』は、累進の基準額のことか?」
記帳士 : 「はー、・・・なんすかそれ。」
ワシ : 「税金の累進課税と同じだよ。貴殿のいう『最低給与額』以下の閾値がないってこと?」
 * 台湾も累進課税。しかも国民全員自己申告なので概念は皆知っているはず。

こんな絵も描いた。きったないうえ例で書いた数字だが、累進方式は皆知っているのだから通じないはずも無かろう。しかも相手は記帳士だし。
ワシ : 「こんな感じで、収入額に応じて料率が決まる累進方式があるっしょ。健保はこれなわけだよな。」
記帳士 : 「うむそのとおり。」
ワシ : 「ワシは『最低給与額』はこの#1のようになる、0-34***の最低部分になると取ったのだが、そうなら加入できないべ、料率無いんだから。でも貴殿のいう『最低給与額』が#2の最低閾値に当たるなら、加入できるじゃんか。」
記帳士 : 「いやあの、NTD34***をまるっと取られるわけじゃなくて、その額の何%かが・・・(以下保険額の説明)。」
ワシ : 「そらそうだ。給与額全額保険料になるわけないっしょ。」
記帳士 : 「でしょ、だからOK。」
ワシ : 「・・・なにがOKなん? 加入はできないぢゃんか。ワシがこれから健康保険局に行っても同じ話で手続きできなかろう。で、#1なの?、#2なの?」
記帳士 : 「は? なんで? ・・・何が分からない?」
ワシ : 「我が給与はこの通りNTD30000で、最低給与額に満たないぞ。

—–以上大ループ —–

これで1時間も引きずられたのでありました。
通訳がついているので言葉が通じないのではない。結局、#1なのか#2なのかの答えも得られないし、概念が通じないのだな。ワシに何か致命的な欠陥があるのだ。
話を続けたところで決してこの大ループから抜けることはないので、強引に切って退出。通訳との契約時間過ぎちゃっているし。
通訳氏も、ワシの言いたいことは分かるが、ワシに説明ができないのだそうだ。その理由すら分からん状態だ。

まぁ、台湾人同士なら解決できることは分かった。
ならば、一人雇用した時点で初仕事として「自身とワシを健保加入させるべし」ミッションを与えようかと。それまでは、まぁやむなしで放置しとくべ。
万一移民署とか勞工委員會とか中央健康保険局から警告でも来たら、NTD1000で請け負ってくれるといっていた勞工許可・居留権担当記帳士に依頼しよう。

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2 Responses to 健保加入

  1. lau9006 のコメント:

    何時も楽しく拝見させていただいています。
    やはり駐在?の場合は色んなことが有るのですね。

    さて、ぜんぜん関係ないのですがDesire HD出ますね。
    私は台湾担当なので毎月台湾にお邪魔していますが
    これは衝動買いしそうだと恐れています。

  2. Pote のコメント:

    lau9006様、初めまして。

    > これは衝動買いしそうだと恐れています。

    あのサイズでは意欲が無いのですが、ROMは使ってみようかと思っております。

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